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「青の色彩自然学」序論
2021/7/1
青が生起する条件 青色が生まれる条件とは、日常でもどのように感じられるだろうか。ゲーテの色彩論より、青の記述を抜粋する。 『一五一 くもった媒質に光を当てて、それを通して闇を見ると青い色が現れる。媒質 ...
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「怠ける者」の耳は、自然や色の声に開かれている
2022/5/11
「イメージ」を生かした状態にする 夢を見た日の朝、私たちは夢の内容を誰かに話そうとすると、夢の中ではなかなか有意義に感じた出来事を言葉にしてうまく話しができないことがある。 無意識内で感じたその深いイ ...
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赤の自然原理|赤の心理学をするためのルーツ
2021/7/1
色をとおして、自分の姿を示現しようとしているものが他でもない自然の1つ1つである。 そんな野生の色たちの中に確かに「赤」が宿っている。つまるところ黄と青しかないと言い放った色彩自然学の父とも言える「ゲ ...
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『つまるところ、色は黄と青しかない』(ゲーテ)
2022/5/11
モチーフ文 『 つまるところ、色は黄と青しかない 』 引用:ゲーテ『』 この一文を読むと、ゲーテは一体なんてことを言い放ってくれたんだ、と色の専門家たちは思うかもしれない。 いや、昔の人というのはいか ...
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保護中: 色育士の仕事①
2022/5/11
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戦慄・恐ろしさの体験の重要性|色育士の現場感
2022/5/11
私は仕事柄、創作活動や芸術活動を行う人たちと比較的よく出会う。 その際に、その本人の創作物の「凄まじさ」や「恐ろしさ」を感じることが多々ある。 例えば、 胸に穴の空いた人物を象った作品。途中からぼっき ...
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色育士の現場:ありのままを体験すること(自我の休息)
2022/5/11
木を描いている様子 モチーフ文 私たちは、自然そのもの、つまりは”自然のあるがまま”を、そのままに体験することができなくなってしまった。 色彩自然学を学んだ色育士たちの現場ではそう思うことがある。私た ...
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「意識」の形成と「孤独」の連関
2022/5/11
意識の形成と孤独 我々の心の中に「自我意識」が形成されるとき、「私」という感覚が明らかになってくる。 それは幼少の頃に、「私」であることの記憶をたどることのできるちょうど2歳くらいではないだろうか。 ...
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赤色の本質的な力:鉱物の赤から色彩自然学的考察|プロテーウスの神
2022/5/11
鉱物と赤 土を描くの時に褐色を描く際にどれだけ赤色が必要かということは絵の具で風景を描いたことのある人には知られていることだと思う。 上記の絵は私が描いた絵ですが、3色で描いた。茶色になるにはどれだけ ...